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地域活動報告④

先日、皆実町で開催されたサロンに、カルム訪問看護ステーション南のセラピストが講師として参加しました!
20名程度の参加者で、開催前から会場内は賑やかで気心知れた仲間のみなさんが楽しく和やかに過ごされており、とてもよい雰囲気でした。


今回のテーマは…
〜転倒〜

高齢者による転倒は、ただ転んで『痛い』と感じるだけでなく、大きな怪我につながることが多いです。
転倒による危険性を認識してもらい、転倒を予防するにはどうすればよいか一緒に考えていただきました。

さて、家の中で最も転倒しやすい場所はどこがご存知でしょうか。

答えは…
居室

家の中での転倒場所は、居室が45%、次いで階段が18%、台所・食堂が17%です。
転倒を予防するために今すぐにできる対策は何か、参加者のみなさんにご自宅の環境を思い浮かべながら、改善策のポイントをお伝えしました。

一例として…
特に転倒の多い居室では、コードに引っかかり転倒するケースが多くあります。
コードを束ねたり、ケーブルカバーを設置するなど対策があります。
また、床に新聞紙やテレビのリモコンを置き、滑ったりつまづき転倒するケースもあるため、
物は床に置かずテーブルに置くよう、整理整頓を心掛けましょう。

また、転倒の原因に運動不足による筋力低下や、バランス能力低下もあります。
当日は参加者の皆さんと椅子に座ってできるわかがえり体操を一緒に行いました。

参加者の皆さん元気よく、最後の四股踏運動では大きな声で数を数えながら行い、“わかがえる”ことができました。

最後まで熱心に話を聞いてくださり、元気よく体操を行なっていただき、私たちもたくさんのエネルギーをいただくことができました。

皆実町の皆様、ありがとうございました。

↓ 講演会の様子

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