先日、地域で定期開催されている高齢者サロンにてお話する機会をいただきました。
テーマは…
健康長寿を目指そう ~今日からはじめるフレイル予防~
馴染みのない言葉【フレイル】ですが、高齢者の健康に関する新しいキーワードとして注目されています!
フレイルとは、筋力面や精神面など身体機能の低下によって、心身状態が弱った状態になることです。
75歳を境にフレイル状態の高齢者が増えると言われおり、75歳以上の高齢者における要介護の原因の1位はフレイルです。
【要介護】という言葉はよく聞くキーワードだと思います。
要介護とは、現状や日常生活において他者の補助が必要な状態です。
フレイル状態は、健康状態と要介護状態の中間にあたります。
出典:広島県HP 介護予防「いつまでも住み慣れた地域で暮らし続けるために」リーフレット
フレイルを克服することは、要介護期間を短縮し、健康寿命を延伸することが期待されており、
何より充実した高齢期を過ごすことができます。
フレイル予防は、より早期からの介護予防(=要介護状態の予防)を意味しており、以下の3つが重要となります。
1.栄養 … 食、口腔機能
2.身体活動 … 運動、社会活動など
3.社会参加 … 仕事、趣味、ボランティアなど
前置きが長くなりましたが…
そんな大切なフレイル予防、弊社で協力できることはないか模索してたところ、このような場を設けていただきました。
実際にどのような会となったのかお話しします。
理学療法士:北冨、言語聴覚士:髙垣と共に、フレイルの概要、フレイル予防についてお話しました。
フレイル予防においては、身体活動と栄養面に重点をおき、自宅でも実施できるストレッチやお口の体操を紹介するとともに、実際に参加されたみなさまで実施しました。
このご時世、マスクを外して一緒に元気よく!とはいきませんでしたが、みなさまは熱心に耳を傾けてくださり、とっても有意義な時間を過ごすことができました。
広島でもコロナ渦がおさまったわけではありませんが、徐々に地域活動を再開されている自治体も多く見受けられるようになりました。
弊社は、これからも日々お世話になっている地域社会への貢献をしていきたいと思っております。
徐々に活動範囲を広げるとともに、もっとフレイル予防の大切さを伝えていきたいと思います。
講演会開催のご希望がございましたら、お気軽に弊社にお問い合わせ下さい!
↓ 理学療法士とみなさまで自宅でできるストレッチをしている様子です。
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