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地域活動報告②

先日、南区某地域包括圏内の集会所で定期開催されている地域サロンにてお話する機会をいただきました。

テーマは…
いつまでも美味しく食べるためのコツ ~防ごう!誤嚥性肺炎~

弊社の言語聴覚士が講師を務めました。
さて、本題に入る前に…【言語聴覚士/ST】という職業をご存知でしょうか?

言語聴覚士( Speech-Language-Hearing  Therapist=ST )は、“話す”  “食べる”  “聞く”などでお困りの方へ、リハビリテーションを実施したり環境調整をしながら、皆様の生活がより良いものとなるよう支援します。
1997年に国家資格となった比較的新しいリハビリ分野の専門職で、有資格者は全国で3万6000人(2021年3月現在)、約7割が医療機関、2割が介護・福祉機関、1割が学校・教育領域に就業し、対象は子供から高齢者までと年齢層は幅広くなっています。
脳血管障害や加齢の影響で筋力低下・肺炎などの感染症や手術後による長期の臥床、耳鼻咽喉科的疾患などが原因で、食べる・飲み込む・話す能力が落ちた方にリハビリを行っています。

今回のサロンでは、以下の内容をお話させていただきました。
◆口腔ケア方法
◆間接嚥下訓練:食べ物を使わない基礎的な飲み込み訓練方法
◆直接嚥下訓練:食べることを行いながら機能を維持・向上させる飲み込み訓練方法

大変多くの地域の方々にご参加いただきました。
食べること(摂食)・飲み込むこと(嚥下)に関する障害は、医療・介護従事者でもトラブル対応・予防方法を知らない方が多いのが現状です。
医療・介護従事者はもちろんのこと、一般の方々にもこのような機会をいただくことで、地域ぐるみで摂食・嚥下についての理解、むせ(誤嚥)を予防していく意識をもっていただけたら幸いです。

弊社は、これからも日々お世話になっている地域社会への貢献をしていきたいと思っております。
講演会開催のご希望がございましたら、お気軽に弊社にお問い合わせ下さい!

↓ 講演会の様子

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